東ヨーロッパ旅行記day4~人生で初めての衝撃体験をしたアウシュヴィッツ強制収容所~

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悲劇の場所「アウシュヴィッツ強制収容所へ」

東欧旅行4日目。

 

今日は今回の旅行のメインの1つでもあるアウシュヴィッツ強制収容所へ行きます。

 

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収容所へ行く前に、クラクフの広場にて写真を撮影。

昨日は人で溢れかえっていた中央広場も、朝は人がいなく、静けさが漂っていました。

 

無事、写真撮影を終えた後は、クラクフ中央駅横にあるバスターミナルからバスでアウシュヴィッツ強制収容所まで移動します。1時間半で料金は約500円。電車で行くこともできましたが、電車の到着駅アシフィエンチム駅からは少し距離があります。

 

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バスに揺られること1時間半。アウシュヴィッツ強制収容所に到着です。
 

 

 

視覚に訴える展示に言葉を失う

※アウシュヴィッツ強制収容所に関しては別記事にてまとめてあります。URLは記事最後に貼ってありますので、詳細を知りたい方はぜひそちらの記事をご覧ください。

 

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今回のアウシュヴィッツ強制収容所は個人ではなく、ツアーで周ります。

案内してくれるのは、公認ガイドで唯一の日本人である中谷剛さん。

 

中谷さんには個人的にメールで連絡をし、今回のツアーを組んでいただきました。

 

シーズンオフであるにも関わらず、今回のツアーでは25人もの人が参加。料金は11,500円ほどでした。

 

 

このアウシュヴィッツ強制収容所では、第一収容所と第二収容所を見学することが出来ます。まずは第一収容所を見学します。

 

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入り口を抜け、すぐ目に入ってきたのはアウシュヴィッツ強制収容所の有名な入り口でした。ドイツ語で「働けば自由になる」と書かれています。Bが反対になっているのは、労働者が抵抗を込めて反対にしたそう。

 

連れてこられた人たちはこの言葉を見て、収容所へと入っていきますが、実際に自由になれたのは終戦時。それまでにこの収容所に連れてこられた人の数は少なくとも130万人といわれています。その大半はユダヤ人。この130万人という数字は、日本でいうと、地方の中枢都市以下の1県あたりの人口に匹敵します。それほどの人が、この収容所に集められたと考えると、とても驚かされます。

 

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第一収容所内は大学の雰囲気に似ています。整然としていて、どこか殺風景な寂しさを感じる雰囲気です。夏のシーズンだと、ここは人で溢れかえるそうです。冬だからこそ、無機質な雰囲気を感じるのかもしれません。

 

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建物内では当時の物が展示されていたり、当時の様子の写真、亡くなられたユダヤ人の方の写真が壁に貼られていました。

特徴的だったのが、文字で訴えるのではなく、視覚で訴える展示だということ。

視覚で感じ、当時のことを考えて欲しいそうです。それもあってか、館内を見学している時は、写真を殆ど取ることはなく、展示されている1つ1つのモノに見入る自分がいました。

 

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展示物で唯一写真を撮ったもの。それは、収容所の人たちから没収した当時の靴がそのまま展示されていたエリアでした。この展示物を実際に見た時、言葉を失ってしまいました。その他にも、女性の切り取った髪の毛などが展示されており、そこで見た光景が今でも頭の中で鮮明に残っています。それほどの衝撃でした。

 

このあたりを詳しく知りたい方は、ぜひ中谷さんの本を読んでみてください。帰国後、僕もすぐに購入し、軽く一読しましたが、ツアーで話していた内容や聞くことが出来なかった内容までも書いていたので、本を読むだけでもとても勉強になると思います。

 

 

第二収容所で見たユダヤの人たち

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場所は第二収容所に移ります。

 

こちらは第二収容所のメインの入り口でもある施設、監視塔です。

有名な映画「シンドラーのリスト」の撮影舞台にもなりました。

 

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この場所でとても印象的だったのが、ユダヤの旗を掲げるユダヤ人の人たちがアウシュヴィッツにいたということです。

自分たちの先祖が虐殺をされた場所に自発的に訪れ、実際に自分たちの肌で感じている。

歴史を学ぼうとする、その姿勢。戦争を体験していない僕の場合、小学校の修学旅行程度でしか戦争については勉強しませんでした。そんな僕にとっては、とても新鮮で印象的でした。

 

 

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話を戻します。この第二収容所では、当時のドイツ軍が証拠隠滅を図り、殆ど施設が爆弾で壊されてしまいました。そのため、残っているのは一部のみ。

 

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この車両は、収容所に連れてこられる人たちが実際に収容所まで乗ってきた車両です。とても簡素な木材で作られたもので、冬場に移動となった場合は、恐らく車内で凍死した人もいるんじゃないでしょうか。このあたりは、映画「ライフイズビューティフル」でも描かれており、イメージするのにとても参考になりました。

 

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収容所の施設も一部残っていました。

一つの段で4,5人が藁を引いて寝ていたそうです。過酷な労働の後の就寝する場所ですら自由がありません。言葉が出てこないですね。

 

お昼過ぎから始まったガイドでしたが、ガイド終了の夕方の16時過ぎまで、あっという間の時間でした。間違いなく、今までのガイドで一番有意義で充実した時間でした。ポーランドへ訪れる際は、ぜひアウシュヴィッツ強制収容所へ。そして、ぜひ中谷さんのガイドを聞いてみてください。

>>アウシュヴィッツ強制収容所について詳しく知りたい方はこちら

 

※余談

訪れた場所で感じた感覚や気持ちを伝えたいからこそブログを書いているのですが、アウシュヴィッツ強制収容所で感じたものは、どうも上手く言葉で表現することが出来ません。僕にとって、この場所で感じた気持ちというのは、今までにない衝撃さと新鮮さが合わさった気持ちだったのだと思います。

 

 

人生初のホットビールはゲロマズでした

その後、バスで再び1時間半揺られ、クラクフへ到着しました。

 

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時間が時間でしたので、適当なお店に入って晩御飯です。

頼んだのはポーランドの名物料理『コトレト』とトマトスープとホットビール。

 

コトレトはポーランド風のカツカレ。触感はパサパサ、味はかなり薄味で、単体で食べるのはちょっとキツい。その上、コトレトとトマトスープのボリュームが凄い。

 

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人前を頼んだはずなんですが、1人で完食させるつもりが毛頭感じられないくらいの量です。わかりにくい比較画像ですが、iphone52.5個分くらいの大きさのトマトスープです。

 

また、ポーランドは非常に寒く、当日は体感温度が-5℃くらいでしたので、ホットビールを頼んでみましたが、これまた大外れ。どういうつもりでビールを温めようと思ったのか、作った本人に問いただしたくなるほどの苦さと不味さです。

 

今から振り返っても人生で一番不味いビールでした。

 

 

明日は、初めて登録された世界遺産の1つ"ヴィエリチカ岩塩抗"へ行ってきます!

 

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